【三辰精工株式会社】全体像が見えなかった社内ネットワークを整理。「今の水準」の通信環境へ

三辰精工株式会社様は、上下水処理施設・環境インフラ施設に関するエンジニアリング事業とメンテナンス事業を手がける企業です。社内でITやパソコンに詳しく、システム関連の相談窓口となっていた総務部長の退職をきっかけに、外部のヘルプデスクサービスの導入を検討されました。

その過程で見えてきたのが、長年の増設などによって全体像を把握しづらくなっていた社内ネットワークの課題です。社内には家庭用と思われるルーターが複数設置され、古いLANケーブルや利用状況が分からない回線も残っていました。

そこで同社が相談したのが、オフィス向けのWi-Fi/LAN工事やネットワーク整備を行うランテックです。日常的なITサポートとあわせてネットワーク環境を見直し、業務用機器への入れ替えによって、フロアを移動してもWi-Fiを使い続けられる安定した通信環境を実現しました。

今回は、導入の背景やネットワーク改善後の変化、ランテックを選んだ理由について、三辰精工株式会社 代表取締役社長の吉村元秀様に詳しくお話を伺いました。

企業名三辰精工株式会社
事業内容上下水処理施設・環境インフラ施設に関するエンジニアリング事業とメンテナンス事業
従業員規模約30名
ネットワーク利用環境約30台のパソコンを利用。設計部門ではAutoCADや容量の大きなデータを扱っており、複数フロアでネットワークを利用。
導入時期2026年5月
導入のきっかけ社内でIT・パソコンに詳しく、システム関連の相談窓口となっていた総務部長の退職をきっかけに、外部のヘルプデスクサービスを検討。あわせて、全体像を把握できていなかった社内ネットワークについても見直しを行うことになった。
インフラ整備社内ネットワーク環境の見直し、配線・ネットワーク環境の整理、Wi-Fi環境の改善、支社移転に伴う回線・ネットワーク環境の対応
運用サポートサポートセンターによる日常的な技術サポート

ITに詳しい社員の退職が、IT環境を見直すきっかけになりました

――今回、ランテックへ相談されたきっかけを教えてください。

三辰精工株式会社 代表取締役社長 吉村 元秀さん(以下、吉村さん):

もともと社内にパソコンやシステムに詳しい社員がいて、総務部長としてシステム関係の相談窓口も担ってくれていました。その社員が退職することになり、「今後、社内で何かあったときに誰に相談するのか」という問題が出てきたんです。

総務にはパソコンがあまり得意ではない社員も多かったので、まずは外部のヘルプデスクサービスを探し始めました。何社か調べましたが、最初にランテックさんへ問い合わせたきっかけは、率直に言えば価格でした。

ラディックス株式会社(ランテック)慶田 朋大(以下、慶田):

最初はヘルプデスクについてご相談いただきましたが、お話を伺っていくと、現在のネットワーク環境を十分に把握できていないことや、機器の更新時期も迫っていることが分かりました。

そこで、サポート体制を整えるだけでなく、ネットワークについても一度確認した方がよいのではないかとご提案しました。

家庭用ルーターや古いケーブルが混在し、全体像を把握できていませんでした

――当時、ネットワークについてはどのような課題を感じていましたか?

吉村さん:

私自身、この会社に入ってまだ3〜4年ほどだったので、それ以前にネットワークがどう構築されてきたのか、詳しく分からない状態でした。

以前の経営者がインターネット関係を自分で手がけていたこともあり、社内には家庭用のようなルーターがいくつも置かれ、古いケーブルも残ったまま。何のために契約しているのか分からない回線まであって、ネットワーク全体がどうなっているのか把握できていない状態でした。

自分たちで一つひとつ調べるよりも、「一度プロに全部見てもらって、今の水準に合った環境にしたい」という思いがありました。

また、4階の設計部門ではAutoCAD(※)を使っていますし、写真など容量の大きなデータも扱います。そういった業務を考えると、やはり通信環境はきちんと整えておきたかったのも理由のひとつです。


※AutoCAD(オートキャド)とは、コンピューター上で建築・設備などの設計図面を作成するためのソフトウェアのこと。

導入の決め手は、「必要ないものは必要ない」と言ってくれる信頼感でした

――ランテックに依頼する決め手になったことはありますか?

吉村さん:

最初は価格がきっかけでしたが、最終的な決め手はやはり人だと思います。

初回の打ち合わせでは、お互いの認識に少し違いがあり、こちらから意見を伝えたこともありました。ただ、その後も親身に対応してもらえましたし、必要のないものについては「これはいらないですよ」とはっきり言ってくれたんです。

何でも勧めるのではなく、必要なものとそうでないものをきちんと見極めてくれる。そのあたりも信頼につながりました。

担当の皆さんは話し方が柔らかく、サポートで来る方も嫌な顔ひとつせず対応してくれます。導入してから改めて「いい会社だな」と感じましたね。

通信速度が上がり、フロアを移動してもWi-Fiが途切れなくなりました

――実際にネットワーク環境を見直して、変化はありましたか?

吉村さん:

4階の社員からは、「通信速度が速くなった」という声がありました。

それと、私自身が一番感じているのはWi-Fiですね。以前はフロアを移動すると、そのたびにWi-Fiをつなぎ直す必要がありました。それが今は、フロアを移動してもそのまま使えます。

小さなことかもしれませんが、毎日のことなので、かなりストレスフリーになりました。

慶田:

以前は家庭用のWi-Fi機器を使用されていましたが、今回業務用の機器に変更したことで通信環境が安定し、フロアを移動してもスムーズに接続できるようになったのだと思います。

吉村さん:

そうですね。以前から気になっていた部分なので、改善されて本当に良かったです。

社員が働く環境を良くすることは、生産性の向上にもつながると考えています。社長になってから改善したいと考えていたところでもありました。

支社移転に伴うネットワークも、信頼して任せられました

――その後、支社の移転に伴うネットワークについても依頼されたそうですね。

吉村さん:

はい。江戸川にあった拠点を移転した際にも、ネットワークや回線関係をお願いしました。

ラディックス株式会社(ランテック)小田 一貴:

移転先では、回線の手配からネットワーク機器の設置、電話の移行などを担当しました。

現地を確認したところ、以前使われていた光回線の設備は残っていたものの、前の入居者の契約がまだ続いていることが分かりました。

そのままでは回線を利用できないため、管理会社を通じて前の契約者の方に連絡を取っていただき、解約手続きを進めていただきました。

並行して、新しいオフィスでできるだけ早くネットワークを使えるよう、関係者と連携しながら回線開通に向けた調整を進めました。

――そういった説明や見積もりについて、不安はありませんでしたか?

吉村さん:

その頃には、もう信頼関係ができていました。

商品ごとに他社と細かく比較することはしていません。もちろん説明は受けて、内容を理解・納得したうえで依頼しています。

サポートを通じて普段からやり取りがありましたし、結局は人と人。信頼できない相手には頼まないですよね。その点では、安心して任せられました。

約30名の会社だからこそ、専門会社に任せるメリットがあります

――同じようにネットワークやIT環境で困っている企業に、ランテックを勧めるとしたら、どのような点でしょうか?

吉村さん:

他社を利用したことがないので単純な比較はできませんが、うちくらいの規模の会社であれば、この価格でここまでやってもらえるので十分だと感じています。

大きな会社なら自社でシステム部門を持つこともできますが、30人くらいの会社で専任の担当者を置くのはなかなか難しいですよね。その点では、本当に頼んで良かったと思っています。

ネットワークについても、お願いしたことはきちんと対応してもらえました。

これからも「本当に必要なもの」を見極めた提案に期待しています

――今後、ランテックに期待することはありますか?

吉村さん:

私たちはITの専門家ではないので、世の中の技術が変わっても、自分たちだけではなかなか気づけません。だからこそ、「こういうものがありますよ」「今ならこうした方がいいですよ」と、時代に合わせた提案をもらえると助かります。

ただ、新しいものなら何でも導入したいわけではありません。

以前クラウドについて相談したときも、「30人くらいの会社なら、今はそこまで必要ないのでは」と言ってもらいました。良いものは良い、必要ないものは必要ない。そうはっきり判断してもらえるのはありがたいですね。

もともと、会社の規模や状況に対して少し過剰な設備や契約もあったように思います。それらを相談しながら整理してきたことで、正確な金額までは分かりませんが、トータルのコストは下がっていると思います。

これからも新しい技術の情報をもらいながら、うちの会社に本当に必要なものを一緒に考えてもらえたらうれしいです。