アクセスポイント設置工事の流れとは?天井への取り付け方と5つのポイント

オフィスや店舗にWi-Fi環境を整える際、「アクセスポイントの設置工事では実際にどのような作業を行うのか」「天井にはどうやって取り付けるのか」「どのくらいの時間がかかるのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。

アクセスポイントの設置工事は、機器を置いて電源を入れれば終わりではありません。現地調査で「電波の届き方」「建物の構造」「必要な台数」「設置位置決め」「天井裏や壁内にLANケーブルを通す」などさまざまな作業の後に機器を取り付けます。

事前の調査や適切な配線を省いてしまうと、導入後に「電波の届かないエリアがある」「通信速度が安定しない」といったトラブルの原因になりがちです。

本記事では、アクセスポイント設置工事の流れを4つのステップに分けて解説し、あわせて工事前に押さえておきたい5つのポイントを紹介します。実際の施工事例と現場写真も掲載しているため、工事の内容を具体的にイメージしていただけます。

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目次

アクセスポイントとは

アクセスポイントとは、LANケーブルが届いているネットワークからWi-Fiの電波を発信し、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末を無線でネットワークへ接続するための機器です。

ネットワークには、LANケーブルで機器同士をつなぐ「有線LAN」と、電波を利用する「無線LAN(Wi-Fi)」の2種類があります。有線LANは通信の安定性に優れる一方、ケーブルが届く範囲でしか端末を使えません。

ケーブルの届く範囲という制約をなくし、オフィス内のどこからでもネットワークを利用できるようにするのがアクセスポイントの役割です。

オフィスや店舗でWi-Fiの利用範囲を広げたい場合や、多くの端末を安定して接続したい場合は、適切な場所に必要な台数のアクセスポイントを設置する工事が必要になります。

ルーターとアクセスポイントの違い

ルーターとアクセスポイントは、どちらもネットワーク環境に欠かせない機器ですが、役割が異なります。違いを整理すると以下のとおりです。

比較項目ルーターアクセスポイント
主な役割インターネット回線と社内ネットワークをつなぐ有線LANの通信をWi-Fiの電波に変換して各端末とつなぐ
主な設置場所回線の引き込み口やサーバーラックの付近電波を届けたいエリアの天井や壁面
設置台数の考え方拠点(インターネット回線の出入口)ごとに1台が基本。回線を冗長化する場合や、拠点が複数ある場合は台数が増える1拠点内でも、カバーしたい範囲や接続台数に応じて複数台

ルーターは、インターネットから届いたデータを社内の各機器へ振り分け、社内の端末から送られたデータをインターネットへ送り出す、ネットワーク全体の入口にあたる機器です。

一方のアクセスポイントは、ルーターやスイッチングハブから受け取った有線LANの通信をWi-Fiの電波に変換します。LANケーブルを直接つなげない場所でも端末をネットワークに接続できるようになるため、フリーアドレスのオフィスや、移動しながら作業する現場との相性がよい機器です。

家庭ではルーターとアクセスポイントが一体になった「Wi-Fiルーター」が広く使われていますが、ある程度の規模がある法人では、接続する端末数や通信量が多くなることから、両者を分けて運用するのが一般的です。設置台数を後から増やしやすく、エリアごとに電波を調整しやすくなります。

アクセスポイントの主な機能

業務用のアクセスポイントには、端末を無線で接続する以外にも、オフィスで快適かつ安全にWi-Fiを利用するための機能が備わっています。代表的な機能は以下の4つです。

機能内容主に使う場面
ワイヤレスネットワーク端末をWi-Fiでネットワークへ接続する基本機能オフィス内のどこからでも業務端末を使いたいとき
ローミング端末の移動に合わせて接続先のアクセスポイントを自動で切り替える執務スペースと会議室を行き来しながら通信を維持したいとき
ゲストネットワーク来訪者用のネットワークを社内ネットワークから分離する取引先や顧客にWi-Fiを提供したいとき
セキュリティWPA2やWPA3などの暗号化、接続できる端末の制限社内情報を扱う端末を安全に接続したいとき

4つのうち、設置工事の内容を左右しやすいのがローミングとゲストネットワークです。ローミングを活用するには、複数台のアクセスポイントを電波が重なるように配置する必要があります。ゲストネットワークを用意する場合は、社内用とゲスト用でネットワークを分ける設定が必要です。どの機能を使うのかを工事前のヒアリングで整理しておくと、機器の選定から設定までがスムーズに進みます。

アクセスポイント設置工事の流れ

アクセスポイントの設置工事は、機器を取り付けて配線をつなぐ作業だけではありません。事前のヒアリングと現地調査から始まり、機器の選定、配線工事と取り付け、接続テストという4つのステップを経て進みます。

工事全体の流れは以下のとおりです。

ステップ主な作業内容立ち会い
STEP1 ヒアリングと現地調査利用人数と端末数の確認、フロアや建物構造の確認、既存のLAN配線の調査、電波状況の測定必要
STEP2 機器の選定同時接続台数、必要な通信速度、セキュリティ要件に応じた機器の選定打ち合わせで確認
STEP3 設置工事LANケーブルの配線、アクセスポイントの取り付け、電源の接続、初期設定必要
STEP4 接続テスト通信エリアの確認、実機での接続確認、通信速度の測定、ゲストネットワークの確認必要

ここからは、各ステップの内容を詳しく解説します。

ヒアリングと現地調査

現地調査を行うオフィスフロア
現地調査を行うオフィスフロア

最初に行うのが、利用状況と建物環境のヒアリング、現地調査です。

ヒアリングでは、主に以下の内容を確認します。

  • 利用する従業員の人数
  • 接続する端末の種類と台数(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)
  • Web会議やクラウドサービスといった主な用途
  • 来訪者向けWi-Fiの必要性

同時に接続する端末が何台になるかによって、必要なアクセスポイントの台数と性能が変わるためです。

現地調査では、次の項目を確認します。

  • フロアの面積や間取り
  • デスクや什器の配置
  • 壁や柱といった建物の構造
  • 既存のLAN配線とネットワーク機器の設置状況
  • 新たに設置するアクセスポイントまで配線を通せるルートの有無

天井裏に点検口があるか、壁の中に空の配管が通っているかによって、配線工事の内容は大きく変わります。

さらに、周辺で使われているWi-Fiとの電波干渉の有無や、実際の電波の届き方を測定することもあります。図面上の想定と現場の電波状況は一致しないことがあるため、現地調査で実測しておくと、導入後に電波の届かないエリアが残るリスクを抑えられるでしょう。

ヒアリングと現地調査の結果をもとに、アクセスポイントの必要台数と設置位置を決定します。

機器の選定

現地調査の結果をもとに、利用環境に適したネットワーク機器を選定します。無線LAN環境の構築で使用する主な機器は以下のとおりです。

  • 無線LANルーター:インターネット回線と社内ネットワークを接続する
  • アクセスポイント:Wi-Fiの通信エリアを構成する
  • スイッチングハブ(PoE対応):アクセスポイントへLAN配線と電源を供給する
  • 無線子機:Wi-Fi機能を持たないパソコンなどを無線ネットワークへ接続する

機器を選ぶ際に確認したいのは、以下の4点です。

  • 同時に接続できる端末数
  • 対応するWi-Fi規格と通信速度
  • 暗号化方式やアクセス制御などのセキュリティ機能
  • 複数台をまとめて管理できる仕組みの有無

現時点の利用状況だけでなく、将来的な従業員の増加や利用エリアの拡張も見据えて選定しておくと、長期的に安定した無線LAN環境を維持しやすくなります。拠点数や設置台数が多い場合は、機器の構成をあらかじめ図面に整理しておくと、工事後の管理や増設もしやすくなります。

設置工事

養生したフロアで天井のLAN配線工事を行う様子
養生したフロアで天井のLAN配線工事を行う様子

機器が決まったら、LANケーブルの配線工事とアクセスポイントの取り付けを行います。配線と取り付けが、アクセスポイント設置工事の中心となる工程です。

LANケーブルの配線

キャビネットへ配管を引き込んだ通信設備の施工例
キャビネットへ配管を引き込んだ通信設備の施工例

アクセスポイントはLANケーブルでスイッチングハブなどのネットワーク機器と接続するため、まず設置位置までケーブルを通します。配線ルートは建物の構造によって異なり、主に次のような方法が使われます。

  • 天井裏を通す:点検口から天井内へケーブルを通し、設置位置の真上まで引き回す
  • 壁内の配管を利用する:既存の空配管がある場合に、配管内を通して配線する
  • OAフロア(二重床)内を通す:床下から立ち上げ、壁面や柱に沿わせて上げる
  • ケーブルラックやモールを使う:天井が露出している工場や倉庫で、ラックに沿わせて配線する

配線ルートは、通行や業務の妨げにならないこと、将来の増設に対応できることを踏まえて決めます。既存の配管や配線を利用できるかどうかで作業量が変わるため、現地調査の段階で確認しておく部分です。

アクセスポイントの取り付け

露出天井のケーブルラックに取付金具で固定したアクセスポイント
露出天井のケーブルラックに取付金具で固定したアクセスポイント

配線が完了したら、事前に決めた位置にアクセスポイントを取り付けます。取り付け方法は天井の種類によって変わります。

天井・壁の種類主な取り付け方法
システム天井(グリッド天井)天井バーに専用の取付金具を固定して設置する
石膏ボード天井ボードアンカーや野縁を利用して取付金具を固定する
露出天井(工場・倉庫など)ケーブルラックや梁に取付金具でマウントする
壁面壁面用の金具で取り付ける。天井が高い場所や、意匠上の制約がある場合に選択する

アクセスポイントを天井に設置することが多いのには、2つの理由があります。

  • 電波が什器や間仕切りに遮られにくく、広い範囲に届きやすい
  • 利用者が容易に手を触れられない高さになり、盗難や意図しない電源断、設定変更を防ぎやすい

電源の確保

アクセスポイントの動作には電源が必要ですが、天井や壁面の高い位置にコンセントがあるとは限りません。そのため、LANケーブルを通じて電力を供給するPoE(Power over Ethernet)を利用するのが一般的です。

PoEに対応したスイッチングハブを使えば、LANケーブル1本で通信と電源をまかなえます。電源工事を別途行う必要がなくなり、設置場所の自由度も高まります。PoEを利用しない場合は、設置位置の近くにコンセントを増設する電源工事が必要です。

初期設定

取り付けと配線が終わったら、アクセスポイントを電源とネットワーク機器へ接続し、SSIDや暗号化方式、使用するチャネルなどの初期設定を行います。

複数台を設置する場合は、ローミングが正しく動作するよう設定を統一しておくことと、隣り合うアクセスポイント同士が電波干渉を起こさないチャネルの割り振りが必要です。ゲストネットワークを利用する場合は、初期設定の際に社内ネットワークとの分離設定も行います。

稼働中のフロアで工事を行う場合

営業中のオフィスや店舗で工事を行う場合は、床や什器を養生したうえで作業を進めます。脚立を使った高所作業をともなうため、作業範囲を区切りながら進めるのが一般的です。

業務への影響を抑えたい場合は、休日や夜間の作業を選択することもあります。工事の時間帯によって費用が変わる場合があるため、見積もりの段階で確認しておくとよいでしょう。

接続テストをして完了

設置と初期設定が完了したら、実際に端末を接続して通信状況を確認します。確認する主な項目は以下のとおりです。

  • 設計した通信エリアを実際にカバーできているか、電波の弱い場所が残っていないか
  • 実際に使用するパソコンやスマートフォンから問題なく接続できるか
  • Web会議やクラウドサービスに必要な通信速度が出ているか
  • 複数台を設置した場合、移動しても接続先が切り替わるか
  • ゲストネットワークを設定した場合、社内のパソコンやサーバーへアクセスできない状態になっているか

電波が届きにくい場所が見つかった場合は、設置位置の調整や送信出力の見直し、アクセスポイントの追加などを検討します。一連の項目を確認できれば、アクセスポイントの設置工事は完了です。

設置後に入念な確認を行っておくことで、運用を始めてからの通信トラブルを防ぎやすくなります。

アクセスポイント設置工事で押さえたい5つのポイント

アクセスポイントの設置工事は、機器を取り付ければ完了というものではなく、オフィスの広さや利用人数、接続する端末数を踏まえた事前の検討が欠かせません。ここでは、工事を依頼する前に押さえておきたい5つのポイントを解説します。

設置場所と台数

既存事務所の天井に設置したアクセスポイント
既存事務所の天井に設置したアクセスポイント

アクセスポイントは、Wi-Fiを利用したいエリアに電波の死角ができないよう、設置場所と台数を検討する必要があります。1台でカバーできる範囲には限りがあるため、広いオフィスや工場では複数台を分散して配置します。

配置を検討するうえで注意したいのが、電波を遮る要素です。Wi-Fiの電波は、次のようなものに遮られやすくなります。

  • コンクリートの壁や柱
  • 金属製の什器
  • パーテーションや書庫 など

間取り図の上では届いているように見えても、実際には電波が弱くなることがあります。電子レンジやBluetooth機器、近隣の事業所が使用するWi-Fiによる電波干渉にも注意が必要です。

また、台数は電波の到達範囲だけでなく、1台あたりの最大接続台数と実際の利用人数から検討します。電波が届いていても、1台に接続が集中すると通信速度は低下するためです。接続する端末が多い環境では、複数のアクセスポイントに通信を分散させる設計にしておくと安定します。

セキュリティ対策

アクセスポイントを設置する際に押さえたいセキュリティ対策は、次の3つです。

  • 設置場所:天井など手が届きにくい場所、関係者以外が立ち入れない場所を選ぶ
  • 暗号化方式:WPA3などの新しい方式に対応した機器を選ぶ
  • 管理者パスワード:初期設定のまま使わず、推測されにくいものへ変更する

誰でも簡単に手を触れられる場所にあると、盗難や物理的な不正操作につながる可能性があります。古い暗号化方式しか利用できない機器はセキュリティ上のリスクが高まるため、導入時に対応する規格を確認しておきましょう。パスワードを適切に管理しておけば、不正な設定変更や機器へのアクセスも防ぎやすくなります。

ゲストネットワークの必要性

来訪者がWi-Fiを利用する機会があるかを確認し、ゲストネットワークを用意する必要性を検討しておきましょう。取引先や顧客にインターネット環境を提供する場合、従業員が利用する社内Wi-Fiと来訪者が利用するWi-Fiは、原則として分離しておきます。

社内用とゲスト用のネットワークを分けることで、来訪者が社内のパソコンやサーバーへアクセスすることを防ぎやすくなります。万が一、ゲストの端末に不正なプログラムが含まれていた場合でも、社内ネットワークへの影響を抑えられる点がメリットです。

ゲストネットワークでは、利用できる通信範囲やアクセス先を制限するなど、社内ネットワークとは異なるルールを設定することもできます。来客が多いオフィスや店舗では、利便性だけでなく情報セキュリティの観点からも導入を検討するとよいでしょう。

将来的な拡張性

現在の利用状況だけでなく、将来的な従業員の増員やフロアの拡張も考慮しておくことが大切です。導入時点では十分な通信環境を確保できていても、利用する端末が増えたり、使用するエリアが広がったりすると、既存のアクセスポイントだけでは通信をカバーしきれなくなる可能性があります。

そのため、将来的にアクセスポイントを追加できるよう、配線ルートやスイッチングハブのポート数に余裕を持たせておくと安心です。あらかじめ拡張を見据えた構成にしておけば、オフィスの規模が変わってもネットワーク全体を大きく変更することなく対応しやすくなります。

機器を選ぶ際に、新しいWi-Fi規格に対応したものを選んでおくことも、長期的に安定した無線LAN環境を維持するうえで有効です。

 運用体制

アクセスポイントを設置した後も、安定した通信環境を維持するには継続的な運用と管理が欠かせません。まずは社内でネットワークの管理担当者を決め、機器が正常に動作しているか、接続状況やログに異常がないかを定期的に確認することが大切です。問題を早期に発見できれば、通信障害による業務への影響も抑えやすくなります。

また、通信が不安定になった場合や機器に障害が発生した場合に備えて、対応方法や連絡先をあらかじめ決めておくことも重要です。トラブル発生時の対応フローを明確にしておけば、原因の確認から復旧までをスムーズに進められます。

ネットワークに詳しい担当者が社内にいない場合や、複数のアクセスポイントを継続的に管理することが難しい場合は、専門業者へ運用・保守を依頼するのも方法のひとつです。

アクセスポイントを適切に設置するメリット

アクセスポイントを適切に設置することで、オフィスや店舗の広い範囲をWi-Fiでカバーできるようになります。ここでは、専門業者が現地調査をもとに最適な位置へ設置することで得られる主なメリットを3つ紹介します。

広範囲で安定した通信が可能になる

1台では電波が届きにくい広いオフィスや工場でも、複数台を適切な場所に設置することで通信エリアを広げ、電波の届かない死角を減らせます。業務用のアクセスポイントは多数の端末が同時に接続する環境を想定して設計されているため、従業員が一斉にパソコンやスマートフォンを利用しても、通信速度の低下や接続の不安定化を抑えやすい点が特徴です。

複数台を設置した環境では、ローミング機能によって社内を移動しても接続先が自動的に切り替わります。執務スペースから会議室へ移動する場合でも通信が途切れにくいため、場所を移動しながらWi-Fiを利用する働き方にも適しています。

ネットワークを柔軟に構築できる

アクセスポイントを設置すると、LANケーブルの長さや配線場所に左右されにくい、柔軟なネットワーク環境を構築できます。有線LANではケーブルが届く範囲でしか端末を使えず、レイアウト変更や増員のたびに配線の見直しが必要になるでしょう。

無線LANであれば、電波が届く範囲内で端末を接続できるため、座席の変更や会議室の増設といった環境の変化にも対応しやすくなります。デスク周辺や床をケーブルが這うことも少なくなり、配線をすっきり整理できる点もメリットです。

ネットワーク管理が楽になる

複数台を設置する場合でも、一括管理の機能を備えた製品を選べば、各機器を一台ずつ設定する必要がなく、運用や管理にかかる負担を軽減できます。設置台数が多いほど、管理のしやすさは重要になるでしょう。

また、管理画面から稼働状況や接続端末を確認できる製品もあります。通信に異常が発生した場合でも、どの機器で問題が起きているのかを把握しやすく、原因の特定やトラブル対応をスムーズに進められます。

アクセスポイント設置工事の施工事例

ここでは、ランテックが対応したアクセスポイントの設置を含むネットワーク工事の事例を3件紹介します。建物の種類や規模によって工事の進め方がどう変わるのか、参考にしてください。

移転にあわせたフリーアドレスオフィスの無線LAN構築(化粧品販売)

システム天井に設置した無線LANアクセスポイント
システム天井に設置した無線LANアクセスポイント

移転先の事務所をフリーアドレスにするため、無線LANの利用を前提とした事務室設計が求められた事例です。

設置後に「ネットワークが使いにくい」と感じられることのないよう、事前の打ち合わせでWi-Fiを使う用途と使い方を確認し、アクセスポイントの機種選定と設置位置の検討を行ったうえで工事を進めました。LAN配線工事、WiFi工事、ネットワーク工事に加え、電源工事と電話工事もあわせて対応しています。

施工事例:移転に伴うNW構築

7棟ある工場のWi-Fi入れ替えと通信設備の新設(製造業)

パッチパネルとスイッチを収めたネットワークラック
パッチパネルとスイッチを収めたネットワークラック

7棟ある工場を対象に、既存Wi-Fiの入れ替えと新規の通信設備工事を行った事例です。

Web会議が途中で途切れてしまい、業務に影響が出ているという課題に対し、回線の冗長化やUTMの更新、各棟をつなぐ幹線の二重化まで含めて対応しました。工場のように天井が露出している建物では、ケーブルラックや梁を利用してアクセスポイントを取り付けます。

▶ 施工事例:7棟ある工場のWiFi入れ替え、新規の通信設備工事

全国13拠点のルーター・スイッチ・Wi-Fiの一斉入れ替え(運送業)

外部アンテナを取り付けた天井設置のアクセスポイント
外部アンテナを取り付けた天井設置のアクセスポイント

全国13拠点を対象に、ルーター、UTM、スイッチ、Wi-Fiの交換と新設を行った事例です。

旧規格のCat5e配線をCat6へ引き直し、メイン拠点には専用線を新たに導入してインターネットの速度を改善しました。あわせて、アクセスポイントのゲストポート機能を利用し、社内ネットワークとは別のネットワークを構成しています。拠点数が多い場合でも、各拠点の建物構造に合わせて設置方法を選定します。

施工事例:全国13拠点でルーター/UTM/SW/WiFiの交換、新設工事

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アクセスポイント設置工事に関するよくある質問

アクセスポイントの設置工事にはどのくらいの時間がかかりますか?

 設置する台数や配線の状況によって変わります。既存のLAN配線を利用できる場合と、天井裏や壁内に新たにケーブルを通す場合とでは作業量に差が出る部分です。小規模なオフィスで1~2台を設置する場合は数時間から半日程度、複数フロアにまたがる場合は数日かかることもあります。正確な所要時間は現地調査のうえでご確認ください。

アクセスポイントは自分で設置できますか?

電源とLANケーブルが設置したい場所まで届いている環境であれば、機器を接続するだけで利用できる場合もあります。ただし、天井や壁面への取り付けや、天井裏・壁内へのLANケーブルの配線をともなう場合は、高所作業や内装への穴あけが発生するため、専門業者へ依頼するのが一般的です。

アクセスポイントの設置工事にはどのくらいの費用がかかりますか?

設置台数、配線工事の有無、建物の構造によって変動します。費用の内訳や規模別の目安については、別記事で詳しく解説しています。

コンセントがない天井にも設置できますか?

A. PoE(Power over Ethernet)に対応したスイッチングハブを使用すれば、LANケーブル1本で通信と電源をまかなえるため、コンセントのない天井にも設置できます。

営業中でも工事はできますか?

床や什器を養生したうえで、作業範囲を区切りながら進めることが可能です。業務への影響を抑えたい場合は、休日や夜間での作業を相談するとよいでしょう。

アクセスポイントは何台必要ですか?

 カバーしたいエリアの広さと建物の構造、同時に接続する端末数から判断します。壁や什器によって電波の届き方が変わるため、現地調査で実際の電波状況を確認したうえで台数を決めるのが確実です。

アクセスポイントの設置工事ならランテックにご相談ください

アクセスポイントの設置工事は、現地調査、機器の選定、配線工事と取り付け、接続テストという流れで進みます。なかでも、電波の届き方を踏まえた設置位置の決定と、天井裏や壁内を通す配線工事が、導入後の通信品質を大きく左右する部分です。

設置場所と台数、セキュリティ対策、ゲストネットワークの有無、将来的な拡張性、運用体制という5つのポイントを工事前に整理しておくことで、導入後の見直しを防ぎやすくなります。

しかし、いずれも専門的な知識が求められる部分のため、オフィスにおけるアクセスポイントの設置工事を検討している場合は、専門業者への相談がおすすめです。

ランテックでは、法人向けのWi-Fi環境構築やアクセスポイント設置工事、LAN配線工事に対応しています。

  • 全国に事業所を展開:複数拠点を持つ企業や遠方のオフィスでもご相談いただけます
  • 現地調査と見積もりは無料:建物の構造や既存のLAN配線、電波状況を確認したうえでご提案します
  • 年間2万件以上の工事実績:オフィスの規模や利用状況に応じた環境構築をサポートします
  • 導入後の保守契約にも対応:定期メンテナンスやトラブル発生時の対応で長期運用を支援します(一部有料)

アクセスポイントの新規設置からWi-Fi環境の改善、LAN配線の見直しまで、法人オフィスの無線LANに関するお悩みはランテックへご相談ください。

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